老後に向けたリフォームのポイントを解説│茨城県のリフォーム事例も紹介
「老後に向けてリフォームを考えている。どんな場所をリフォームすればよいだろうか?」40歳、50歳になると、段々老後のことが心配になり、こういった疑問を持ち始めます。
抱えている住まいの不満を全て解消するべく、建て替えやフルリフォームをしたいものですが、老後に向けて資産を残しておきたい気持ちもあります。
そこで本記事では、老後に向けてどんなリフォームを行えば満足度が高くなるのか解説します。費用を投下する場所によって、満足度は変わります。適切なポイントを押さえて、リフォームを行いましょう。
目次
老後に向けたリフォーム。3つのポイント
室内の温熱環境が一定になるようにする
スロープや手すりで安全に移動できるようにする
リフォームに合わせて建物の状態を診断する
老後に向けたリフォーム。失敗や後悔を感じやすい点
介護を受ける経験をしてからリフォームすればよかった
訪問販売の業者にリフォームを依頼した
リフォームに費用をかけすぎた
老後に向けたリフォーム。最低限しておきたいのは?
毎日利用する「トイレ」のリフォーム
ヒートショックを避ける「浴室」のリフォーム
住環境全体の底上げに「断熱」のリフォーム
まとめ│老後を見据えたリフォームは計画的に
茨城県の新築・リフォームは「エヌエス創建」まで
目次
老後に向けたリフォーム。3つのポイント
最初に、老後に向けて「ここは押さえておきたい」というリフォームのポイントを紹介します。
室内の温熱環境が一定になるようにする
1つ目のポイントは「温熱環境への配慮」です。室内で暖かい場所と冷たい場所とが分かれると、移動するたびに急激な温度変化にさらされて、ヒートショックを起こす可能性が高くなってしまいます。
室内の温度が大きく変化しないように、断熱材の交換・設置や窓の交換といった、断熱性能の改善を図りましょう。
>関連記事:「外より家の中が寒い」対策は?│一軒家を暖かくする方法を解説!
スロープや手すりで安全に移動できるようにする
2つ目のポイントは「安全に移動できるようにすること」です。高齢になると、少しの段差でもつまずいてしまう恐れがあるので、スロープを利用して段差が生まれないようにすることを意識します。
さらにとっさの瞬間に手がつけるように、各所に手すりを取り付けることも検討しましょう。日常生活を安全に送れるようにすることが第一です。
リフォームに合わせて建物の状態を診断する
3つ目のポイントは「建物自身の状態把握」です。
20年、30年と経過すると、建物の屋根や壁内、床下の木材などで、雨漏りや断熱材の欠落、木材の腐食といった問題が起こっている可能性があります。
これから先も自宅に住み続けることを選択しリフォームを行うなら、構造上の問題の有無や断熱材の有無など、建物の状態を把握するべきです。
老後に向けたリフォーム。失敗や後悔を感じやすい点
続いて、把握しておきたい「失敗・後悔」についてです。リフォームを行って後悔を感じることもあるので、知っておきましょう。
介護を受ける経験をしてからリフォームすればよかった
まずは「介護経験を元にリフォームすればよかった」というものです。
廊下に手すりを取り付ける工事を行うとき、高さをどの程度にするか介護を受けた経験のない人には分かりにくいものです。体が健康な状態のときに一挙にリフォームしても、使わない高さ・位置に手すりなどを設置してしまっているかもしれません。必要になったときに必要な位置にリフォームを施しましょう。
40・50代の元気なうちにするべきは、前述した家の基礎的な状態の把握のほか、60代以降のリフォームの計画と、概算費用の算出です。
訪問販売の業者にリフォームを依頼した
次に「訪問販売の業者にリフォームを依頼した」ことに後悔を感じる人もいるようです。屋根や外壁の状態が悪いと言われれば、修繕を依頼したくなるのは当然のことです。しかし、訪問販売の業者の意見を全て受け入れてリフォームを依頼すると、本来必要ではなかった工事を行ったり、相場よりも高い金額を請求されたりする可能性があります。
リフォーム業者は1件だけではありません。訪問販売の業者の意見・見積もりを参考にしながら、他の複数のリフォーム業者に相談して、内容も費用も適切なリフォームを行うことが大切です。
リフォームに費用をかけすぎた
「リフォームに費用をかけすぎた」という後悔も聞かれます。リフォームは優先順位をつけなければ、工事できる場所が際限なく現れ、工事費用も上がっていきます。長い老後生活も見据えて、どの部位をリフォームするべきか考えましょう。
リフォームに多額の費用をかけると、老後に必要なお金まで支払ってしまい、住環境が向上しても家計が苦しくなるかもしれません。家計の維持のことも考えて、適度な支出に収めるようにしましょう。
>関連記事:【リフォームの失敗】原因と対策を解説!失敗した時の対処法も紹介
老後に向けたリフォーム。最低限しておきたいのは?
老後を見据えたリフォーム。費用をかけすぎると家計が苦しくなりますが、リフォームをしなさすぎても、住環境が悪くなってしまい生活の中でストレスを感じるかもしれません。
「ここはやっておこう」という最低限行っておきたいリフォームを紹介します。
毎日利用する「トイレ」のリフォーム
まずは毎日利用する「トイレ」のリフォームです。トイレが古いと、詰まりやすくなったり、水漏れが発生したりと様々な問題が発生します。リフォームしておくことで、漏水などの心配を事前に取り除けます。
便座が温かくなるウォームレットタイプを利用すれば、冬場にトイレに行くたびにお尻が冷たくなることも防げるでしょう。
トイレ本体の交換と同時に、床高を合わせたり手すりを取り付けたりする、バリアフリー化も図ると、長く使えるトイレになります。
ヒートショックを避ける「浴室」のリフォーム
「浴室」も毎日使用するもの。リフォームを施せば、2つの安全が手に入ります。
1つ目は転倒対策です。水気の多いお風呂では、足を滑らせてしまう転倒事故が起こっています。浴室リフォームで手すりを取り付ければ、倒れそうになっても転ばず安全な暮らしが実現できます。
2つ目はヒートショック対策です。脱衣室と浴室の間で起こる急激な温度差が引き金となり、血圧の上下動が発生、心臓や血管に関係する疾患を引き起こすものです。温度変化を防ぐために、浴室の周囲に断熱材を設置したり、床を冷たくならない素材にしたり、リフォームで対策をとれます。
特に昔ながらのタイル張りの造作浴室では、足元の冷えが深刻なケースがあります。ユニットバスに切り替えて、断熱に配慮したお風呂にすれば、生活のストレスがグッと減っていくことでしょう。
住環境全体の底上げに「断熱」のリフォーム
「断熱」に関わるリフォームも非常に重要です。壁や床、天井に断熱材が入っていなければ、薄い壁・床の先は外と同じ温度の空間が広がります。容易に室内へと熱気や冷気が伝わってくるので、冷暖房の効果も落ちてしまいます。
断熱材を各所に入れられれば「夏涼しく、冬暖かい」生活を実現できるでしょう。
床や天井は、建物を壊さずに断熱材を入れられますが、壁はそうはいきません。一度取り壊して再施工する必要があるので、大規模な工事になってしまいます。壁まで一挙に施工するかどうかは、リフォームにかけられる費用次第ですが、断熱にお金をかけても後悔することはないでしょう。
まとめ│老後を見据えたリフォームは計画的に
老後に向けたリフォームのポイントを解説しました。大事なのは「温熱環境」と「安全」です。熱い・寒いは不快であるうえでに、急激な温度変化は体調不良を引き起こすことすらあります。また、階段を含めて段差は落下する危険があるため、極力なくしておくべきです。
一方で住居全体に基本性能や安全性を高めるリフォームを施すとお金が足りなくなります。どんなリフォームが必要なのか、ライフプラン全体を見据えながら計画的に考えていきましょう。
茨城県の新築・リフォームは「エヌエス創建」まで
エヌエス創建は、茨城県石岡市に本社を有する、地元に根ざした工務店です。
新築・リノベーション・各種リフォームから解体工事まで、家づくりに関わる一切をご依頼頂けます。
どんな工事でも、真心こめて、丁寧に対応させて頂きます。
【施工エリア】
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