新築失敗でノイローゼに?よくある事例と対策
新築住宅は、数千万円単位のお金が掛かるので「一生の買い物」と言われます。
そのため間取りや内装などにこだわり、数か月~1年以上の期間をかけて計画することも多いです。
しかし中には「もっとこうすればよかった…」と住み始めてから気付き、ノイローゼになってしまうケースも…
そこで本記事では、新築でノイローゼになりやすいポイントや対策方法についてまとめてご紹介します。
これから新築住宅を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
新築で失敗!ノイローゼになりそう…
「素敵なマイホームに入居したはずなのに、思っていたイメージと違う…」と後悔してしまうケースは、意外と多いです。
新築でノイローゼになると、身体的、心理的な症状が現れる可能性もあります。
睡眠障害や抑うつ状態が現れてしまった場合、気分が沈んだり無気力になったりすることがあります。
またストレスや不安が長期間続くと、頭痛、胃痛、筋肉の緊張、消化器系の問題などに発展することも多いです。
こういった状が重症化すると、日常生活に大きな支障をきたし、仕事や家族との関係にも影響を与えることがあります。
そのため、早期に適切なサポートやアドバイスを受けることが重要です。
新築でのよくある失敗例①外部環境
ここでは、外部環境について後悔しやすいポイントをご紹介します。
対策方法についてもまとめているので、当てはまる方は参考にしてみてください。
外の騒音がうるさかった
新築する周辺環境の騒音レベルを事前に十分把握できていないと、予想外の騒音を不快に感じることがあります。
例えば、近くに交通量の多い道路や鉄道、工場、商業施設などがある場合には、昼夜を問わず騒音が発生することがあります。
しかしすでに新築が完成している場合でも、窓やドア等の建具を交換することで騒音の軽減が可能です。
また庭がある場合には、境界部分に大きめの樹木を植えたり防音フェンスを設置したりするのもおすすめです。
不便な立地だった
新築住宅が公共交通機関や主要道路から遠い場所に建てられていると、不便に感じます。
例えばバス停や駅からの距離が遠く、車を利用しなければならない場合などが挙げられます。
そのため土地選びの際には、通勤・通学に実際に掛かる時間等を考慮するのが必須です。
もし買い物に困る程度であれば、ネットスーパーや通信販売を利用する方法があります。
アクセスに便利な土地はその分価格も高いものなので、価格と利便性のバランスを見て選ぶようにしましょう。
外壁の色が気に入らない
外壁は、実際の仕上がりとカタログのイメージが異なるケースがあります。
またイメージに相違は無くても、周囲の風景や環境と調和しないことで違和感が生じることもあります。
外壁の色は建物全体の印象を大きく左右するため、選択する際には慎重な検討が必要です。
もし変更したい場合には、外壁塗装リフォームを行うことで対応できる場合があります。
周辺環境との調和も考慮して、馴染みやすい色を選ぶのがおすすめです。
新築でのよくある失敗例②間取り
ここでは、間取りについて後悔しやすいポイントをご紹介します。
リビングが狭かった
リビングは家族や友人との交流やくつろぎの場として重要な空間なので、広さや使い勝手に注意を払う必要があります。
具体的には、他の部屋との兼ね合いでコンパクトな間取りになっていたり、家具の配置が考慮されていなかったりすると不満が生じやすいです。
もしダイニングと隣接したリビングであれば、食事とくつろぎのスペースを一体型にする方法がおすすめです。
ソファの高さに合わせた低めのダイニングテーブルを選ぶと、スペースが節約できます。
生活動線が良くない
生活動線とは、日常生活や家事の際に人が通る経路のことを指します。
動線がスムーズでないと、生活のストレスや効率の低下につながる可能性があるのです。
そのため新築やリフォームの際には、家族の生活スタイルやニーズを考慮した間取りプランニングを立てるのがおすすめです。
具体的な動線計画としては、下記の例が挙げられます。
- キッチンと食堂の距離
- 洗濯機と洗濯物の収納場所の距離
- トイレと寝室の距離
- 収納スペースと生活スペースの距離
キッチンと食堂の配置が適切でない場合、料理を調理してから食卓に運ぶまでの動線が長くなり、使い勝手が悪くなることがあります。
また食器や食材を収納する場所との距離が遠いと、効率的な調理や片付けが難しいです。
他にも洗濯動線やトイレの動線など、実際に暮らす上で不便に感じるポイントは人によって異なります。
使い勝手が良くなるように、生活動線を考慮した間取り計画を立てましょう。
新築でのよくある失敗例③設備
ここでは、設備について後悔しやすいポイントをご紹介します。
キッチンの高さが合っていない
キッチンカウンターが合っていない場合、料理をする際にストレスや疲労が溜まりやすくなります。
特に身長が低い方や高齢の方は、カウンターが高すぎると調理作業が不便に感じることが多いです。
一方でキッチンカウンターが低すぎる場合には、立って調理する際に腰や背中に負担がかかりやすくなります。
そのためキッチンカウンター選びの際には、ショールーム等で実物をよく確認するようにしましょう。
すでに入居している場合、厚底スリッパやキッチンマットを使うことで対応できることもあります。
部屋が寒い・暑い
新築住宅の断熱性が不十分な場合、外気の影響を受けやすくなります。
また施工の質や密閉性の不足も、断熱性に影響を与える要因となってしまいます。
なるべくエアコンを使わなくて済むように、高断熱・高気密な住宅を選ぶのがおすすめです。
リフォームでの断熱施工が可能なことも多いので、対応できるかを専門業者にチェックしてもらうと安心です。
照明が暗かった
新築住宅の設計段階で、照明計画が不十分だったり適切な照明設備が考慮されていなかったりする場合があります。
部屋のレイアウトや用途に合わせた適切な照明計画ができていないと、部屋全体が暗くなりがちです。
そのため基本的には、照明メーカーにプラン作成を依頼するのがおすすめです。
無料でプラン作成してくれるメーカーが多いため、数社を比較検討してみると分かりやすくなります。
すでに入居している場合には、一段階明るめの器具に交換すると良いでしょう。
新築でのよくある失敗例④資金計画
ここでは、資金計画について後悔しやすいポイントをご紹介します。
ローン返済が不安
ローン返済が不安定になると、家計や精神的な負担が増大します。
具体的には医療費や教育費、修繕費などの突発的な支出が発生した場合や、就労状況が変化した場合等が考えられます。
そのためローンを組む際には、将来のリスクを考慮して返済計画を慎重に立てることが重要です。
もし返済が難しくなってしまった場合には、金利の低いローンに借り換える等の対応があります。
また金融機関によっては、数か月間は返済を待ってくれることもあるため、個別に相談してみるのもおすすめです。
新築ノイローゼを克服するには
- リフォームできる箇所は工事を検討する
- 工務店に相談してみる
新築ノイローゼになってしまった場合には、リフォーム工事を行うことで解決できる場合があります。
工事を通じて住まいの環境や設備を改善し、より快適な空間を作り出せます。
具体的な工事内容については、工務店に相談しましょう。
専門家が提案する解決策やアイデアを参考にしながら、ニーズや予算に合った工事プランを立てることがポイントです。
まとめ
新築住宅は一生に一度の買い物なので、失敗も起こりやすいのが課題です。
しかしノイローゼになるまで思いつめる必要は全くなく、リフォームで解決できることもあります。
お悩みの場合は、ぜひ専門業者に相談してみてください。
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