新築で壁掛け時計を掛ける方法|穴を開けたくない場合は?
新築住宅ではすべてが新しい設備になるため「なるべくきれいに使い続けたい」と思われる方は多いのではないでしょうか?
しかし毎日の生活を考えると、「時計を掛けたい」「壁にポスターを飾りたい」といった場面が出てきます。
そこで本記事では、壁に穴を開けたくない場合の対処方法や注意ポイントについてご紹介します。
新築住宅計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
目立ちにくい穴を開ける方法
従来よく使われていた画鋲やピンは穴の直径が大きいため、壁に穴を開けるとその部分だけ目立ってしまうのがデメリットです。
ここでは、壁に目立ちにくい穴を開ける方法をご紹介します。
穴の直径を小さくすることで、近くから見た時にも美しい状態を保てるようになります。
ピンフック
ピンフックとは、フック掛けに画鋲のような針が付いた器具のことを指します。
穴の直径が比較的小さいので、穴が目立ちにくくなるのが特徴です。
フックが付いており、時計などのアイテムを引掛けて使用します。
100円ショップ等の雑貨店で簡単に購入できるため、なるべく費用を安く済ませたい方にもおすすめです。
設置の際には、壁掛けアイテムの重さに適したサイズのピンフックを選ぶのがポイントです。
壁に余分な負担が掛からなければ、穴が崩れることもありません。
ホッチキスタイプ
ホッチキスタイプは、画鋲の代わりにホッチキス状の針を使用することを指します。
180度開くことで、壁に直接針を刺す「タッキング」が可能になるのです。
ホッチキスは針が細いため、穴が目立ちにくくなります。
そのため時計の位置を定期的に変えたい場合や、よく模様替えをする場合におすすめです。
穴を開けたくない場合の方法
壁に穴を開ける方法だと、どうしても小さい穴が残ってしまうのがデメリットです。
ここでは、絶対に穴を開けたくないという場合におすすめの方法をご紹介します。
この方法だと賃貸住宅でも活用できることが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
粘着フック
粘着フックは、壁に穴を開けずに軽いアイテムを掛けるのに便利な方法です。
粘着フックにはさまざまなタイプがあり、耐荷重や取り付けられる表面の種類によって異なります。
掛けるアイテムの重さに応じて、適切な粘着フックを選びましょう。
壁に粘着フックを取り付ける前に、壁の表面をきれいに拭き取るのも重要です。
塵や汚れがあると粘着力が弱まるため、きちんと状態を整えるのがポイントです。
ただし耐荷重には限度があるため、重いアイテムを掛ける場合は注意しましょう。
ピクチャーレール
ピクチャーレールとは、レールを天井や壁面に設置してフックを掛けられるようにした内装材のことを指します。
専用のフックやワイヤーを用いることで、壁に傷を付けずにディスプレイができるのがメリットです。
まずは、ピクチャーレールを取り付ける場所を決定します。
通常は最も視線が集まる壁面の上部に取り付けることが多いですが、場所やデザインによって異なります。
掛ける時計や写真の大きさに合わせて、適切な長さのピクチャーレールを選びましょう。
ピクチャーレールは柔軟性が高く、アイテムの配置を簡単に変更できるため、壁の装飾を自由に楽しめます。
ただし設置費用は比較的高額なので、予算を考慮しながら計画するのがおすすめです。
突っ張り棒
突っ張り棒とは、壁面の間に押し当てて固定するタイプの器具のことを指します。
伸縮性があるので、壁面間の長さに応じて調整できるのがメリットです。
突っ張り棒を使用することで、壁に穴を開けずに棚やカーテンなどのアイテムを取り付けることができます。
具体的には突っ張り棒にフックを掛ける等の方法で、時計を設置可能です。
柔軟性が高く取り外しも簡単なため、インテリアのレイアウトを自由に変更できます。
コルクボード
コルクボードとは、コルクを成型加工して作られた掲示板のことを指します。
様々なサイズやデザインがあるので、自宅のインテリアや掲示するアイテムに合わせて選びましょう。
コルクボードの表面にはコルクが貼られているため、ピンを使って簡単にアイテムを設置できます。
ピン止めしたりテープを貼ったりするなど、傷が付くのを心配することなく自由に使えます。
コルクボードは軽くて取り外しも簡単なので、場所の変更や移動の際にも便利です。
S字フック
S字フックは、壁に穴を開けずに様々なアイテムを掛けるための便利な方法です。
棚の縁やラックなど、引掛けられる場所に気軽に取り付けられます。
S字フックにはさまざまなサイズや耐荷重があるので、掛けるアイテムの重さに合わせて適切なものを選びましょう。
壁掛け以外の方法
壁掛け時計を設置するためには、どうしても壁に穴を開けたり大掛かりな取付作業をしたりする必要があります。
しかし壁掛け以外の方法であれば、より手軽に設置できる場合もあります。
置時計
置時計は壁に固定されていないため、自由に移動させることができます。部屋のレイアウトを変えたり、場所を移動させたりする際に便利です。
テーブルや棚の上などに置くことで、インテリアのアクセントとして使うこともできます。
置時計自体がデザイン性の高いものであれば、部屋の雰囲気を一層豊かに演出するのにおすすめです。
ただし壁掛け時計と置時計のどちらがおすすめかは、好みやライフスタイル、インテリアのデザインなどによって異なります。
壁掛けの方が遠くの場所からでもよく見えるといった違いもあるため、総合的に判断しましょう。
壁掛け時計用スタンド
壁掛け時計用スタンドとは、卓上に置けるコンパクトな時計用スタンドのことを指します。
軽くて小さいため、置く場所を自由に変えることができます。
部屋のレイアウト変更に合わせて時計を移動させることができるため、柔軟な使い方が可能です。
また比較的リーズナブルなので、費用を節約したい場合にもおすすめです。
ただし耐荷重の限界があるため、時計の重さを確認して適切に対応できるかを確認しましょう。
新築時にできる対策
壁掛け時計を掛ける可能性があれば、なるべく新築時からそれに合わせた対策を行っておく必要があります。
壁材を石膏ボードにしておく
石膏ボードとは内装に使われる壁材のことで、耐火性・断熱性に優れているのが特徴です。
それだけでなくピン止めも可能な素材なので、穴を開けたいと思ったときに対応できます。
石膏ボードは比較的安価な壁材のため、取り入れやすくおすすめです。
インテリアのイメージを立てておく
間取り計画の段階で、時計を設置する場所をある程度決めておくとスムーズになります。
特にピクチャーレールの設置を検討している場合には、ある程度まとまった面積の壁面があった方がきれいにまとまります。
事前に設置場所を検討しておくことで、美しい仕上がりを実現しましょう。
まとめ
新築住宅では、なるべく壁に余計な穴を開けずに時計を設置したいものです。
本記事でご紹介した方法を参考に、ぜひ納得のいく計画を実現してみてはいかがでしょうか?
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