古い家の水回りリフォーム方法|メリットと注意点
築年数の経った家では、設備の老朽化によるトラブルが起こってきます。
特にお風呂やキッチンといった水回りは、カビや水漏れといった問題が起こりやすい箇所です。
そこで本記事では、水回りのリフォーム方法や具体的な注意点について詳しくご紹介します。
これから住宅のリフォームを検討されている方は、ぜひご参考にしてみてください。
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目次
古い家をリフォームしたい
築年数が古くなってくると、リフォームを検討される方が多いです。
一般的には「10~15年程度」がリフォームの目安と言われており、適切な交換やメンテナンスが求められます。
具体的なリフォームの検討時期としては、下記のようなタイミングがおすすめです。
- 老朽化や劣化が進んでいる
- 機能や使い勝手が不十分
- 省エネ性能を高めたい
- デザインをおしゃれにしたい
古い家では、お風呂やキッチンの設備が劣化・老朽化していることがあります。水漏れや配管の劣化、磨耗などが見られる場合、リフォームが必要です。またライフスタイルに合わないレイアウトや設備、収納の不足など、使い勝手が悪いと感じた時にもメンテナンスが必要です。
またエコな設備や省エネのシステムに更新することで、ランニングコストを削減したり、環境への配慮を強化したりできます。最新の設備はデザインもおしゃれなので、部屋の雰囲気を変えたい場合にもリフォームがおすすめです。
水回りリフォームの種類
水回りリフォームの種類としては、下記が挙げられます。それぞれの特徴を知ることで、必要なリフォームを見極めましょう。
キッチン
- レイアウト変更
- 新しいキッチン家電や設備の導入
- 素材やカウンタートップの交換
- 収納スペースの見直し
大規模なリフォームの場合は、キッチンのレイアウトを見直して、動線や作業スペースを最適化することがあります。例えば「壁付キッチンからアイランドキッチンに変更する」、「独立式キッチンからオープンキッチンに変更する」といったケースがあるでしょう。
また、新しいキッチン家電を導入すれば、家事効率がアップします。シンク、コンロ、食器洗い乾燥機付きのシステムキッチンも人気で、使い勝手や調理効率を向上させられます。
他にも、新しい素材や耐久性の高いカウンタートップを選び、キッチンの外観や耐久性を向上させたり、収納スペースを増設したりする工事もおすすめです。使いやすさを向上させ、キッチン周りの整理整頓をしやすくしましょう。
トイレ
- トイレの交換
- 壁や床のリフォーム
- 手洗い場の新設
古くなったトイレを新しいものに交換すれば、節水機能や洗浄機能を付加できます。
また床や壁のタイル、クロス、塗装などを新しくし、清潔感のある空間にリノベーションするのもおすすめです。汚れに強いビニルフロアなら、毎日の掃除も楽になります。
また最近ではタンクレストイレの普及により、手洗いスペースを別置するスタイルが人気です。
トイレに手洗い場を設置することで、ちょっとした身づくろいも可能になります。
浴室
- 浴槽やシャワーの交換
- 床や壁の防水工事
- 換気設備の導入
古くなった浴槽やシャワールームを新しいものに交換し、使い勝手やデザインを改善します。場合によっては防水工事や換気工事を行うこともあり、これによりお風呂周りの床や壁を水漏れやカビの発生から守ることができます。
暖房乾燥機機能、バスタブの床や壁の暖房など、バスルームの快適性を高める要素を導入する方法も人気です。
洗面室
- 洗面台の交換
- 収納スペースの最適化
- 鏡や照明の改善
古い洗面台を新しく交換し、使い勝手や収納スペースを向上させます。
また洗面室では身支度やスキンケアを行うため、小物類が散らかることが多いです。そのためリフォームで洗面室内の収納スペースを工夫して、化粧品やタオル、洗剤などを整理整頓できるようにすると便利でしょう。
適宜、明るい照明や洗面台に適した大きさの鏡を設置することで、使い勝手を向上させるのも人気です。
古い家をリフォームするメリット
古い家をリフォームすることで、下記のようなメリットが得られます。
- 費用が比較的安い
- ライフスタイルに合わせられる
- 手続きが簡単
古い家をリフォームする方法は、新築に比べてコストが抑えられます。新築時に必要な土地購入費用や建築設計費用なども省けるため、総合的な費用がカットできるでしょう。
さらに、家族のライフスタイルやニーズに合わせたカスタマイズすることも可能です。間取りの変更や設備のアップデート、収納スペースの増加などを通じて、より快適で使いやすい空間を創り出すことができます。
古い家のリフォームは、新築に比べて手続きが簡単で迅速に進められることが多いです。既に土地や建物の所有権があるため、新規の契約や手続きが少なくなり、手続き全体がスムーズに進む傾向があります。
古い家をリフォームする際の課題・注意点
- 劣化状況に左右される
- 間取り変更に制限があることも
古い家の構造が劣化している場合、補強や修復が必要となることがあります。柱や梁、基礎、屋根などの構造部分の劣化が進んでいる場合は、それを優先して修復・補強する必要があります。これには予期せぬ追加費用や工期の延長が伴う可能性があるでしょう。
また古い家では、配管や電気系統の老朽化も課題です。これらの設備が劣化している場合、交換や修理が必要です。特に配管の交換は壁や床を壊すことが必要で、リフォームのコストや工期に影響を与える可能性があります。
古い家は、構造や柱の位置が固定されていることが多いため、間取り変更に制約があります。大幅な間取り変更を行う場合、構造を壊す必要があるため、補強や設備の移動などが必要となり、コストや工期が増加する可能性があります。
これらの課題や注意点を考慮しながら、古い家のリフォームを計画・実施することが重要です。専門家のアドバイスを受けながら慎重に進めることで、効果的かつ安全なリフォームが実現できます。
古い家の水回りをリフォームするコツ
古い家をリフォームする際には、下記のポイントを押さえましょう。
- 補助金を活用する
- 業者選びにこだわる
各自治体によって、独自に補助金制度を設けている場合があります。
一定の手続きが必要ですが、リフォーム費用の節約になっておすすめです。詳しくは、お住いの自治体のホームページを調べてみましょう。
またリフォームはオーダーメイドの工事になるため、業者選びも重要なポイントです。
実績が多く地元に根付いた業者であれば、品質の高い工事が実現するでしょう。
まとめ|古い家はリフォームで住みやすく
本記事では、古い家の水回りリフォームについてご紹介してきました。
リフォームは物件によって状況が異なり、オーダーメイドの工事が行われます。
まずは現状の確認だけでも、お近くのリフォーム業者に依頼してみましょう。
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