住宅塗装の施工で大切なこと

お世話になります。

先日は塗料について書かせて頂きましたが、今回は住宅塗装の施工について書きたいと思います。

高品質な住宅塗装には【良い塗料と良い施工】が必須になります。

当社の考える良い施工は絶対的に手を抜かず丁寧に施工することが大切だと考えます。

最近では、どこの施工会社でも3度塗りが当たり前になりました。しかし、ほとんどの施工会社では2度目と3度目の色は同じ。

休憩後や、次の日の朝の作業開始時にどこまでが2回目で、どこからが3回目か、見分けはつくと思いますか?もちろんプロですから簡単に見分けがつく方もいらっしゃるのかもしれません。しかし、もし塗り残しがあった場合は施工不良となります。

当社では、2回目と3回目の色を少々変えた施工をします。色を少々変えるだけで誰が見ても分かりますので、塗り残しが無くなり確実に3回塗れることになります。大きく色を変えればもっと分かりやすくなるのですが、色の変化が大きくなるほど、お客様が選ぶ仕上げの色に仕上がりにくくなりますので、当社では見た目で変化が分かる程度の少々の色の変化とさせて頂いております。

塗料によって含量に違いがあるから色を変えない方が良い。と言われたこともあります。過去にお客様から2回目と3回目の色を変えてほしいと依頼を受けて塗装をしたことがあります。12年経過したお家ではチョーキングも起こしておらず、8年経過したお家でも綺麗な状態をキープしております。メーカーにも確認しましたが施工後のクレームで現場を見てみると、チョーキングを起こしている箇所に機械をあてて確認すると2回しか塗られていないことが多いので、3回塗りをきちんと施工されていれば長持ちします。とのことでした。やはり【良い塗料と良い施工】が大切です。

もちろんデメリットもあります。2回目と3回目の色を変えることで塗料の量が増えてしまいます。増えるという事は金額も高くなります。

当社では塗料が余った際はお客様に確認の上、塗料が無くなるまで(最大で4回目)までは追加料金なしで施工を行います。

お客様の大切なお家を守るためには高品質な住宅塗装【良い塗料と良い施工】が大切です。

これからもご満足いただけるように、日々研究と施工品質の向上に努めていきたいと思います。