【実家をリフォームしたい】費用相場や補助金・減税制度、注意点、施工事例も紹介

実家をリフォームする場合の費用相場は、フルリフォームで10万円〜100万円/坪、部分リフォームは水回りの交換で15万円〜150万円/箇所が中心の価格帯となっています。
現実的な予算を組むには、あらかじめ実家をリフォームする費用相場を把握しておくことが重要です。
そこで今回は、茨城の石岡エリアを中心に多くのご家族のリフォームのサポートをしているエヌエス創建が、実家をリフォームする費用相場や利用できる補助金・減税制度を解説します。
実家をリフォームする際の注意点や施工事例もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
実家のリフォームで優先したい工事

実家のリフォームで優先したい工事は、以下のように「耐震性や断熱性の向上」「水回りの交換」などです。
| 箇所 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 安全性・寿命に関係する箇所 | 耐震性・耐久性の向上 | ・基礎や壁の補強 ・金具で構造を補強 ・屋根材や外壁材の交換 |
| 快適性に関係する箇所 | 断熱性の向上 間取り変更 |
・窓やドアの交換 ・断熱材の充填 ・壁を抜いてリビングの拡張 |
| 住宅設備に関係する箇所 | 水回りや配管の交換 | ・キッチンなどの交換 ・水回りの位置変更 |
万が一の際にご家族の命を守ったり、長く実家に住んだりするためには、耐震性・耐久性の向上が欠かせません。
また、リフォームで断熱性を向上させることで、「夏は暑く冬は寒い」といったストレスの解消につながります。
古い家の断熱リフォームの種類と費用相場を、こちらの記事で解説しています。
>古い家の断熱リフォーム|種類や費用・価格を抑えるポイントを解説
実家をリフォームする費用相場【工事別】

実家をリフォームする場合、フルリフォームで10万円〜100万円/坪、部分リフォームは水回りの交換で15万円〜150万円/箇所が費用相場です。
なお、ここでご紹介する費用は相場であり、建物の劣化状況や設備のグレードなどの条件によって左右されるので、あくまでも目安として参考にしてください。
フルリフォーム
実家をフルリフォームする費用相場は、坪単価で10万円〜100万円が目安です。
「フルリフォーム」とは全体的なリフォームのことですが、以下のように施工範囲によって費用感に幅があります。
| 種類 | 費用相場 |
|---|---|
| 【表層リフォーム】 壁紙や床材など、目に見える部分をきれいにするリフォーム |
10万円〜20万円/坪 |
| 【スケルトンリフォーム】 骨組み以外を解体して、住宅をつくり直す大規模リフォーム |
50万円〜100万円/坪 |
たとえば、30坪の一戸建てをスケルトンリフォームする場合、1,500万円〜3,000万円が費用の目安だといえます。
表層リフォームは費用を抑えられるものの建物内部の修復や間取り変更などはできないため、築年数が経過しているケースではスケルトンリフォームがおすすめです。
部分リフォーム|水回りの交換・間取り変更など
実家を部分リフォームする費用は施工箇所や範囲によって異なり、たとえば水回り(キッチン)の交換で50万円〜150万円/箇所が相場です。
ここでは、「水回りの交換」「間取り変更」「その他(断熱・耐震・バリアフリー)」に分けて部分リフォームの費用相場をご紹介します。
【水回りの交換】
| 施工内容 | 費用相場 | |
|---|---|---|
| 水回り交換 | キッチン | 50万円〜150万円/箇所 |
| 浴室 (ユニットバスの交換) |
50万円~150万円/箇所 | |
| トイレ (トイレ交換+内装変更) |
15万円〜40万円/箇所 | |
| 洗面所 (洗面台交換+内装変更) |
20万円〜50万円/箇所 | |
【間取り変更】
| 施工内容 | 費用相場 | |
|---|---|---|
| 間取り変更 | 壁の撤去 | 5万円〜10万円/箇所 |
| 壁の新設 | 10万円〜50万円/箇所 | |
| 2部屋を1部屋にする (リビングと和室の一体化) |
50万円〜120万円/箇所 | |
【その他】
| 施工内容 | 費用相場 | |
|---|---|---|
| 断熱リフォーム | 窓の交換 | 10万円〜30万円/箇所 |
| 断熱材の充填 | 床:30万円~80万円/6畳 壁:30万円~50万円/6畳 天井:15万円~25万円/6畳 |
|
| 耐震リフォーム | 耐震診断 | 10万円〜40万円 |
| 壁の補強 | 5万円~15万円/箇所 | |
| バリアフリー | 室内段差の解消 | 5万円〜20万円/箇所 |
| 手すりの設置 | 2万円〜15万円/箇所 |
部分リフォームを何度も実施すると、現場管理費などの費用が重複して割高になるケースもあるので、施工箇所が多い場合はフルリフォームも視野に入れて検討しましょう。
エヌエス創建では、部分リフォームからフルリフォームまで幅広く対応しています。
「部分リフォームとフルリフォームで迷っている」「相談しながらリフォーム内容を決めたい」とお考えの方は、気軽にご相談ください。
実家をリフォームする際に利用できる補助金・減税制度

実家をリフォームする際に利用できる補助金・減税制度には、省エネ・子育て改修を対象とした「みらいエコ住宅2026事業」や税金が控除される「リフォーム減税・リフォーム促進税制」などがあります。
ここでは、実家をリフォームする際に利用できる補助金・減税制度について解説します。
補助金|みらいエコ住宅2026事業や先進的窓リノベ2026事業など
実家をリフォームする際に利用できる補助金には、省エネ・子育て改修を対象とした「みらいエコ住宅2026事業」や断熱性の高い窓を対象とした「先進的窓リノベ2026事業」などがあります。
【みらいエコ住宅2026事業】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容 | 省エネ改修や子育て対応改修などを行う場合に費用の一部を補助する |
| 対象工事の例 | ・開口部の断熱改修 ・躯体の断熱改修 ・エコ住宅設備の設置 など |
| 補助額 | 「平成28年基準」相当に引上げる工事:上限80万円〜100万円/戸 「平成11年基準」相当に引上げる工事:上限40万円〜50万円/戸 |
| 申請期間 | 2026年12月31日まで ※予算上限に達した場合は終了 |
〈参考〉国土交通省・環境省|みらいエコ住宅2026事業「事業概要」
【先進的窓リノベ2026事業】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容 | 断熱性の高い窓を設置する場合に費用の一部を補助する |
| 対象工事の例 | ・ガラス交換 ・内窓の設置 ・外窓の交換 など |
| 補助額 | 住宅の場合:上限100万円/戸 |
| 申請期間 | 2026年12月31日まで ※予算上限に達した場合は終了 |
【給湯省エネ2026事業】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容 | 高効率給湯器を設置する場合に費用の一部を補助する |
| 対象工事の例 | 以下を設置する工事 ・ヒートポンプ給湯機(エコキュート) ・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機) ・家庭用燃料電池(エネファーム) |
| 補助額 | 基本額7万円〜17万円/台 |
| 申請期間 | 2026年12月31日まで ※予算上限に達した場合は終了 |
【既存住宅における断熱リフォーム支援事業】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容 | 一定の省エネ効果が見込まれる高性能建材を使うリフォームを実施する場合に費用の一部を補助する |
| 対象工事の例 | ・高性能建材(断熱材・ガラス・窓)の導入 ・玄関ドアの改修 |
| 補助額 | 戸建住宅の場合:上限120万円/戸 集合住宅の場合:上限15万円/戸 |
| 申請期間 | 2026年3月17日〜6月12日 ※予算上限に達した日の前日をもって終了 |
〈参考〉国土交通省|住宅リフォームの支援制度「既存住宅における断熱リフォーム支援事業(環境省)」
上記に加えて、自治体の補助金が利用できるケースもあるので、実家のリフォームを検討し始めた段階で補助金の情報を確認しましょう。
減税制度|リフォーム減税・リフォーム促進税制
実家をリフォームする際に利用できる減税制度には、以下のように毎年の住宅ローン残高の0.7%が所得税から控除される「住宅ローン減税」などがあります。
| 対象の税金 | 制度名 | 内容 |
|---|---|---|
| 所得税 | 住宅ローン減税 | 10年以上のローンを組み、一定のリフォームを実施すると毎年の住宅ローン残高の0.7%が10年にわたって所得税から控除される |
| リフォーム促進税制 | 耐震・バリアフリー・省エネなどの対象工事を行なった場合に、標準的な費用相当額の10%が所得税額から控除される | |
| 固定資産税 | リフォーム促進税制 | 耐震・バリアフリー・省エネなどの対象工事を行なった場合に、固定資産税が一定の割合で減額される |
〈参考〉国土交通省|住宅をリフォームした場合に使える減税制度について
補助金と上記の税制優遇は基本的に併用が可能なため、積極的に活用して費用負担を軽くしましょう。
ただし、リフォームの減税制度を利用するには、「増改築等工事証明書」などの書類が必要となるので、工務店にリフォームの相談をする段階で減税制度を使いたい旨を伝えておくとスムーズです。
実家をリフォームする際の注意点

実家をリフォームする際の注意点には、「劣化状況によっては建て替えと比較しながら検討する」などがあります。
それぞれのポイントを押さえて、ご家族が暮らしやすい住宅を実現させましょう。
劣化状況によっては建て替えと比較しながら検討する
建物の劣化が激しい場合、リフォーム費用が建て替え費用と同等もしくはそれ以上になる可能性があるため、劣化状況を踏まえて実家のリフォームを検討しましょう。
劣化状況を把握するには、目視だけではなく実家のリフォームを決める前に建物の診断・調査を受けることが大切です。
また、建て替えも視野に入れて検討するなら、「リフォーム」と「建て替え」の両方に対応している工務店に相談することをおすすめします。
古い家の建て替えで利用できる補助金・助成金一覧を、こちらの記事でご紹介しています。
>古い家の建て替えで利用できる補助金・助成金一覧|活用時の注意点やよくある質問も解説
ライフスタイルや家族構成の変化を含めて施工内容を計画する
ライフスタイルや家族構成の変化を含めて実家のリフォームの施工内容を計画することで、ご家族が長く快適に生活しやすくなります。
たとえば、「子ども部屋がほしい」「老後も実家に暮らしたい」とお考えの場合は、以下のようなアイデアを取り入れるのがおすすめです。
- 可動式間仕切りを設けるなど、将来的に空間を2つに分けられる構造にする
- 老後に備えて、バリアフリー化やヒートショック対策として断熱リフォームを行う
- 可動棚や可動式の収納を採用し、収納量を調整できるようにする
ただし、要望を詰め込みすぎると予算オーバーを招くおそれもあるため、施工内容について優先順位を明確にしておきましょう。
贈与税が発生する場合がある
ご両親名義の実家をリフォームする際に、お子さまの世帯が110万円を超える費用を負担すると、「財産を贈与した」と判断されて贈与税が発生するので注意が必要です。
リフォーム時に贈与税の発生を避けるには、お子さまが実家をご両親から購入したり、事前にご両親からお子さまへ贈与したりして名義変更しておくなど対策が欠かせません。
なお、生前贈与で実家の名義変更を行う場合、相続税評価額の計算や所有権移転登記の申請などが必要となるため、あらかじめ税理士・司法書士など専門家に相談しましょう。
実家のリフォームの施工事例【ビフォーアフター付き】

ここでは、エヌエス創建が手がけた実家のリフォームの施工事例をご紹介します。
断熱リフォームの事例
- ビフォー
- アフター
こちらの住宅は、LDK・洗面所・廊下・トイレに断熱リフォームを実施した事例です。
ご自宅でお仕事をされているお客さまからのご依頼で、「夏場はエアコンが効かないくらい暑く、冬場も寒い」とお困りでした。

弊社の新築にも使っている高性能断熱材を入れて気密処理も行い、「エアコンの効きがスピーディーになった」とお声をいただきました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施工箇所 | LDK・廊下・洗面所・トイレ・各所へ内窓の設置 |
| 施工費用 | 200万円~300万円 |
| 施工期間 | 約3週間 |
水回りリフォームの事例
- ビフォー
- アフター
こちらの住宅は、浴室・洗面所・トイレなどの水回りをリフォームした事例です。
トイレのリフォームは介護や老後を想定し、出入りがしやすいようにレイアウトを変更して、手すりも設置しました。

給湯器を新品に交換するとともに、浴室や洗面所などには内窓を設置し、住宅のなかでもヒートショックが起こりやすいスペースの断熱性を高めました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施工箇所 | 浴室・洗面所・トイレ・給湯器交換・各所へ内窓の設置 |
| 施工費用 | 250万円~300万円 |
| 施工期間 | 7~10日 |
エヌエス創建の施工事例を、こちらよりご覧いただけます。
一戸建てのリフォーム・リノベーション事例10選を、こちらの記事でご紹介しています。
>一戸建てのリフォーム・リノベーション事例10選【ビフォーアフター付き】費用相場や注意点も解説
実家のリフォームに関するQ&A

最後に、エヌエス創建が実家のリフォームに関するよくある質問について解説します。
お金がない場合の対策は?
実家のリフォームでお金がない場合は、積極的に補助金・減税制度を活用して費用負担を軽減しましょう。
また、リフォームする箇所を優先順位の高い部分のみに留めることも、費用を減らす対策として有効です。
500万円でどこまでできる?
実家のリフォーム予算が500万円の場合は、水回りを一新して間取りの一部を変更するようなプランが可能なケースがあります。
ただし、建物の劣化状況や設備のグレードによっても費用が異なるため、工務店に相談してから判断してください。
自分でリフォームできる?
実家のリフォームはDIYでも可能ですが、プロに依頼することをおすすめします。
これは、壁を剥がさないと把握できない劣化が多くあり、対応するには専門的な知識・ノウハウが必須となるからです。
施工ミスを避けて建物の寿命を延ばすためにも、実家のリフォームはプロに依頼しましょう。
まとめ

実家をリフォームする場合の費用相場は、フルリフォームで10万円〜100万円/坪、部分リフォームは水回りの交換で15万円〜150万円/箇所が目安です。
建物の劣化状況によってはリフォーム費用が建て替えよりも高額になる可能性があるため、建物の診断・調査を受けたうえで判断しましょう。
今回ご紹介した内容を、実家のリフォームを検討する際の参考にしていただけると幸いです。
茨城県の新築・リフォームは「エヌエス創建」まで
エヌエス創建は、茨城県石岡市に本社を有する、地元に根ざした工務店です。
新築・リノベーション・各種リフォームから解体工事まで、家づくりに関わる一切をご依頼頂けます。
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