新築にシャッターは必要か|種類や失敗しないためのメリット・デメリットを解説
新築の窓回りの計画では、「シャッターは必要?」と迷われるケースがあります。
そこで本記事では、シャッターを付けるメリット・デメリットや計画のポイントについてくわしくご紹介します。
新築住宅でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
新築で失敗したくない…シャッターは必要?
新築時にシャッターを付けるべきか迷うケースは多く、とくに費用や使い勝手、防犯・防災面での効果に対する疑問が理由として挙げられます。
「本当に必要?」「あとで後悔しない?」という不安から判断を保留しがちです。
またシャッターの種類や操作方法もさまざまで、選択肢が多いことがかえって迷いを生んでいます。
そのためシャッターのメリット・デメリットを整理し、納得のいく選択ができるよう詳しく解説していきます。
新築住宅のシャッターの種類①設置場所
ここでは、新築住宅に付けるシャッターの種類として「設置場所」について説明します。
窓用
窓用シャッターは主に掃き出し窓や大きな窓に設置され、防犯・防災・遮音・遮熱対策として活躍します。
手動タイプや電動タイプがあり、リモコン操作やスマート連携が可能な製品もあります。
とくに台風や強風対策として人気が高く、地域や設置場所によってはできる限り取り付けた方が安全です。
ガレージ用
ガレージ用シャッターは、車庫の出入口を守るために設置される大型シャッターです。
防犯性や耐久性が求められ、電動式が主流です。
見た目のデザイン性や静音性にこだわったタイプも増えています。
またリモコン操作でスムーズに開閉でき、雨天時でも車に乗ったまま操作できる利便性が魅力です。
新築住宅のシャッターの種類②開閉方向
ここでは、新築住宅に付けるシャッターの種類として「開閉方向」について説明します。
上下式
上下式シャッターは上部のボックスからシャッターを引き下ろすタイプで、住宅用では最も一般的です。
主に窓やガレージに使われ、すっきりと収納できる点が特徴です。
電動式も多く、リモコン操作で簡単に開閉可能となっています。
スペース効率が良く、風雨や防犯対策としても優れています。
左右式
左右式シャッターは、シャッターを横方向にスライドさせて開閉するタイプです。
開閉スペースが縦に取れない場所や、外観に一体感を持たせたい場合に採用されます。
引き戸感覚で開け閉めができて開放感もありますが、レール部分の掃除や凍結対策が必要な地域では注意が必要です。
新築住宅のシャッターの種類③機能
ここでは、新築住宅に付けるシャッターの種類として「機能」について説明します。
手動
手動シャッターは、コストを抑えられる点が魅力です。
シンプルな構造で故障のリスクも少なく、停電時にも問題なく操作できます。
ただし窓の外側で操作する必要があるため、雨天時や2階窓などでは不便を感じることもあります。
そのため、開閉の頻度が少ない場所におすすめです。
電動・遠隔操作
電動シャッターはスイッチやリモコンで簡単に開閉でき、快適性が高いのが特徴です。
最近ではスマートフォンやスマートホーム機器と連携し、遠隔操作やタイマー設定も可能な場合もあります。
とくに高齢の方が使用される場合や、手の届きにくい窓に便利です。
新築にシャッターを付けるメリット
ここでは、新築住宅にシャッターを付けるメリットを解説します。
防犯対策になる
シャッターは窓を遮断することで侵入者の進入を防ぎ、防犯対策として効果的です。
とくに窓ガラスが割れにくくなり、犯罪者にとっては手間がかかるため、被害を未然に防げます。
防犯性能を強化したい場所や、夜間の安心感を高めたい家庭に適しています。
災害に強くなる
シャッターは台風や暴風などの自然災害から窓を守り、飛来物による被害を軽減します。
とくに強風時に窓を守ることで家屋の内部への浸水や破損を防げるため、災害に対する備えとして有効です。
地域によっては、必須とされることもあります。
日除け効果が期待できる
シャッターで直射日光を遮ることで室内温度の上昇を防ぎ、冷房効率を高められます。
これにより電力消費の削減にも貢献できるため、日除け効果は快適な住環境作りに重要です。
周囲の騒音を防げる
シャッターを閉めることで、外からの騒音を遮断できる効果があります。
交通量の多い道路や繁華街に近い場合、周囲の音を軽減し、静かな環境を保てます。
とくに夜間や昼寝時など、静寂が必要な場合には便利です。
断熱性が向上する
シャッターを窓の外側に設置することで外気の影響を直接受けにくくなり、断熱性能が向上します。
とくに冬は冷気の侵入を防ぐことで、省エネ効果を高められるのもメリットです。
新築にシャッターを付けるデメリット・注意点
ここでは、新築にシャッターを付ける際のデメリットを解説します。
設置・メンテナンス費用が掛かる
シャッターの設置には費用がかかり、特に電動式や高機能なものは初期投資が高額になることがあります。
また定期的なメンテナンスが必要で、動作不良や故障が発生した場合の修理費用も必要です。
コスト面を重視する場合、事前に予算を見積もっておきましょう。
デザインの種類が少ない
シャッターは機能性を重視したアイテムであるため、外観のデザインに制限が生じてしまいます。
とくにデザインを重視する住宅では、シャッターのデザインが周囲の景観に合わない場合もあり注意が必要です。
開閉が面倒
手動のシャッターは開閉が手間で、とくに大きな窓や高い位置に設置されたものは不便です。
また電動式シャッターであっても故障時には手動で開閉しなければならず、操作の面倒さがデメリットとなることがあります。
新築住宅のシャッターで失敗しない方法
新築住宅にシャッターを付ける際には、下記のポイントを守るのがおすすめです。
事前にしっかりと計画することで、失敗や後悔を防ぐためにお役立てください。
1階や寝室に重点的に設置する
1階や寝室は、防犯性を高めるためにシャッターを設置することをおすすめします。
こういった場所は侵入者に狙われやすく、また就寝時には外からの音や光が気になることも多いため、シャッターの防犯・快適性効果が大きく発揮できます。
電動タイプを選ぶ
手動のシャッターは、操作が面倒になりがちです。
とくに高い位置の窓や大きな窓には、電動タイプを選ぶと便利です。
リモコンやスマートフォンで操作できるため日常の利便性が向上し、とくに高齢の方が使用される場合に便利さを実感できます。
防犯ガラス等で代替する方法も
シャッターだけに頼らず防犯ガラスや強化ガラスを使用することで、追加の安全対策が可能です。
もし予算や外観に制限がある場合は、防犯ガラスを選ぶことでシャッターの代替として十分な場合もあります。
まとめ
新築住宅にシャッターを設置することで、防犯対策や防災、遮音・断熱効果が得られ、快適な住環境が作れます。
ただし設置やメンテナンスに費用がかかることやデザインの選択肢が限られる点、開閉の手間がある点に注意が必要です。
とくに重要な場所に電動タイプを選ぶことで利便性が向上し、必要に応じて防犯ガラスとの併用も検討すると効果的です。
もし新築計画についてお悩みの場合は、ぜひ専門業者に相談してみてください。
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