ナチュラルモダンな内装・間取りにする方法|新築計画のポイント
新築住宅で人気のインテリアスタイルとして「ナチュラルモダン」が挙げられます。
しかし「どうやって計画すればいいの?」「おすすめの間取りが分からない」と迷ってしまうケースも多いため、本記事では具体的な新築計画方法をご紹介します。
これから新築の内装プランを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
新築を「ナチュラルモダン」な内装にしたい!
新築住宅では、早い段階でインテリアのテイストを決めることが非常に重要です。
家全体のインテリアテイストを早めに決めておくと、壁紙、床材、建具、家具、照明などの選択に統一感が生まれやすくなります。
そしてインテリアテイストが定まっていると、生活動線や収納計画についてもテーマに合わせてデザインできるのがメリットです。
ナチュラルモダンな内装とは
インテリアには様々なパターンがありますが、「ナチュラルモダン」が幅広い世帯に人気となっています。
具体的には、自然素材の温かみや柔らかさと洗練されたシンプルなモダンデザインを組み合わせたインテリアスタイルです。
無駄を省いた空間づくりが基本で、スッキリとした印象を与えます。
自然素材の温もりが落ち着きや癒しをもたらすので、年齢や性別を問わず過ごしやすい環境を整えられます。
ナチュラルモダンな新築にする方法①間取り
ここでは、ナチュラルモダンな新築にするための「間取り」のポイントをご紹介します。
大きな窓を取り入れる
大きな窓を設置することで外の景色や庭の植栽と室内空間がつながり、開放感のあるリラックスした雰囲気を演出できます。
例えばリビングやダイニングには天井近くまで広がるフルオープンタイプの窓や、掃き出し窓を採用するのがおすすめです。
できれば南向きに配置することで、一日を通して明るく快適な室内環境を保てます。
窓ガラスには断熱性や遮熱性の高いものを選び、快適性とエコ性能を両立させるようにしましょう。
オープンキッチンにする
オープンキッチンによりLDKを一体化させることで、空間全体が広々と感じられるのがメリットです。
無垢材や木目調のカウンターやキャビネットを取り入れると、ナチュラルな要素をプラスできます。
できればキッチンの手元にペンダントライトを配置すると、明るさとデザイン性が強調できます。
さらにキッチンとダイニングテーブルを一続きに配置する「アイランドキッチン」も、モダンで機能的な空間に仕上げる方法としておすすめです。
造作収納を付ける
造作収納を設けることで、スペースを効率的に活用しながらスッキリとした空間を維持できます。
例えばリビングにテレビボード一体型の収納棚や壁面収納を設けると、空間全体が整った印象になります。
またキッチンには、調理器具や食器を収納できるパントリーを設けるのがおすすめです。
できれば収納家具を木材で仕上げるとナチュラルな雰囲気が強まり、モダンな美しさと実用性が両立します。
ナチュラルモダンな新築にする方法②外観
ここでは、ナチュラルモダンな新築にするための「外観」のポイントをご紹介します。
直線的な外観にする
シンプルで無駄のないフォルムは、モダンな雰囲気を強調しつつ落ち着きと洗練された印象を与えます。
例えば屋根や窓の形状を水平・垂直のラインで揃えたり、バルコニーや庇(ひさし)を直線的な形状にしたりすると、全体の統一感が高まります。
窓枠や格子をアクセントとして取り入れることで、直線の美しさを際立たせながらナチュラルな雰囲気をプラスするのもおしゃれです。
また軒を深めに設計することで、雨や直射日光を遮りつつ日本の気候にも適した快適な住まいが実現します。
外壁・屋根の色は2~3色にまとめる
ナチュラルモダンな外観にするには、外壁や屋根の色を2~3色に抑えてシンプルかつ調和の取れた印象を作ることがポイントです。
ベースカラーには白やベージュ、ライトグレーなどの明るめの色を採用し、ナチュラルな雰囲気を強調しましょう。
そこに木目調の素材やダークブラウン、ブラックなどをアクセントカラーとして取り入れると、全体のデザインが引き締まり、モダンな印象がプラスできます。
また色を選ぶ際には、周囲の景観とも調和させることが大切です。
地域の自然や街並みに馴染む色を選ぶことで、より魅力的な外観になります。
庭・アプローチに植栽を施す
植栽を取り入れることで外観に自然の温もりが加わり、建物全体が柔らかな印象になります。
例えば玄関までのアプローチには、シンボルツリーや低木、グラウンドカバーなどを配置することで、季節の移り変わりを感じられる空間を演出できます。
また植栽で目隠しフェンスを作ることで、ナチュラルな雰囲気を保ちつつプライバシーを守ることも可能です。
ナチュラルモダンな新築にする方法③内装
ここでは、ナチュラルモダンな新築にするための「内装」のポイントをご紹介します。
木目を取り入れる
床や建具、天井の一部に木目のデザインを採用することで、自然素材の温かみと落ち着きのある空間を演出できます。
特にオークやウォールナットなど淡い色味や深みのある木材は相性が良く、空間全体を上質でナチュラルに仕上がります。
木目は視覚的にもリラックス効果が期待できるため、リビングやダイニングなど家族が集うスペースに特におすすめです。
壁紙クロスは白・ベージュ系にする
壁紙クロスは、ナチュラルモダンの基本となる空間の「ベースカラー」を決定するポイントとなります。
白やアイボリー、ベージュ系の壁紙は、明るく清潔感のある印象を与えると同時に、木目やインテリアを引き立てる役割を果たします。
またアクセントとして一面だけ濃いグレーやグリーン系のクロスを取り入れるとモダンな雰囲気がプラスされ、空間にメリハリが生まれます。
コンセントの色にこだわる
コンセントやスイッチプレートにまで気を配ることで、統一感のあるナチュラルモダンな空間が完成します。
具体的には白い壁には同じ白色のプレートを選び、木目の壁にはベージュやブラウン系を合わせると自然に馴染みます。
床材は無垢フローリングがおすすめ
床材に無垢フローリングを採用することで、ナチュラルモダンな内装がさらに引き立ちます。
無垢材は天然の木材を使用しており、独特の温かみや柔らかさを感じられるのが魅力です。
また、調湿作用があるため、季節による室内の湿度を自然に調整してくれます。
複合フローリングと違って経年変化による風合いも楽しめるため、長く住むほど味わいが深まります。
家具・家電も合わせてコーディネートする
ナチュラルモダンな内装には、木材を使用したシンプルな家具や直線的でミニマルなデザインのソファ・テーブルを選ぶのが理想的です。
また家電には、インテリアになじむマットな質感やシンプルな色合い(ホワイト、ブラック、グレーなど)を選ぶと統一感が高まります。
家具と家電の色や素材感を合わせることで、内装全体に一体感を持たせましょう。
観葉植物を取り入れる
ナチュラルモダンな空間には、観葉植物を取り入れることで自然のエッセンスをさらにプラスできます。
具体的にはリビングやダイニングにモンステラ等の植物を置くと、空間が生き生きとした印象になります。
ナチュラルモダンな新築にする方法④設備
ここでは、ナチュラルモダンな新築にするための「設備」のポイントをご紹介します。
太陽光発電を設置する
ナチュラルモダンな住まいを目指す場合、環境に優しい設備を導入することも重要です。
具体的には屋根や敷地に太陽光パネルを設置することで自家発電が可能になり、電気代の節約やエコな暮らしにつながります。
余剰電力を売電できるシステムを取り入れれば、長期的な経済メリットも得られます。
これにより、機能性とデザイン性の両方を満たす住まいを実現しましょう。
高断熱・高気密仕様にする
快適な住環境を維持するためには、高断熱・高気密仕様を取り入れることが欠かせません。
高気密仕様は隙間を最小限にすることで冷暖房効率を高めた仕様で、エネルギー消費を削減できるのがメリットです。
設備の計画段階で、断熱材の選定や二重サッシの窓の採用が効果的です。
室内環境が整うことで、無垢フローリング等の劣化を防ぐことにもつながります。
まとめ
ナチュラルモダンな内装にするには、インテリアだけでなく間取り計画の段階からプランを立てることが大切です。
本記事でご紹介したポイントを参考に、好みに合った住まいを実現してみましょう。
もし新築計画についてお悩みの場合は、ぜひ専門業者に相談してみてください。
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