新築入居前は「虫対策」がおすすめ|方法や間取りのポイント
新築住宅での暮らしはフレッシュで新鮮な気分になりますが、生活がスタートすると「虫」が発生してしまうことも多いです。
そのため本記事では、新築入居前におすすめの虫対策や、虫を防ぐためにおすすめの間取り計画方法についてご紹介します。
これから新築計画をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
新築入居前に虫対策をするメリット
新築入居前は家具や家電がまだ設置されていない状態なので、床下や隅々まで薬剤を散布しやすく、家全体を効率的に対策できます。
これにより、虫が侵入しやすい箇所にピンポイントで処置できるのがメリットです。
初期対策をしっかり行うことで、後々のメンテナンスが楽になります。
新築時の対策は、後から行うよりも手間が少なく、効果も高いためおすすめです。
特にシロアリ対策やゴキブリ対策に関しては、プロに依頼すると安心感が増します。
新築入居前の虫対策方法
ここでは、新築入居前にできる虫対策についてご紹介します。
簡単に取り入れられる方法も多いので、ぜひ試してみてください。
防虫剤を焚く
防虫剤(燻煙タイプの殺虫剤)を焚くことで、室内全体に薬剤を行き渡らせて隅々に潜む虫を駆除できます。
家具がない状態なら障害物が少なく、殺虫効果が高まるためおすすめです。
ただし換気が必要なため、薬剤使用後は十分に空気を入れ替えるようにしましょう。
できれば入居日の数日前に行っておくと、その後の流れがスムーズになります。
また最近では、ワンプッシュスプレーするだけで防虫効果が期待できるタイプも登場しています。
効果や作業の手間を考慮して、使いやすい方を選びましょう。
害虫駆除剤を設置する
侵入経路になりやすい場所や居室等に、ゴキブリ用駆除剤やアリ対策用の餌型駆除剤を設置しましょう。
入居前ならお子さまの誤飲等の安全面を気にせず、各所に配置することが可能です。
具体的には台所周辺、配管付近、窓やドアの近くに設置することで、高い効果が期待できます。
エアコンの侵入経路をふさぐ
エアコンの配管周辺は、小さな虫等が侵入しやすい隙間ができがちです。
これをシール材や専用パテでしっかりと埋めることで、侵入を防ぎましょう。
特に配管が室外に出ている部分を重点的にチェックすることにより、効果が高まります。
床の拭き掃除をする
床の掃除を徹底することで、虫の餌となるゴミやホコリを取り除けます。
除菌成分が入っているタイプを選ぶと、より効果が高まります。
ただし小さなお子さまやペットの健康への影響が心配な場合には、クエン酸等の天然成分を使う方が安心です。
拭き残しのないよう、特に隅や隙間を念入りに掃除しましょう。
照明はLEDにする
LED照明は、従来の白熱灯や蛍光灯に比べて虫を引き寄せにくい特性があります。
これは、虫が好む紫外線をほとんど含まない光であることが理由です。
これにより夜間に虫が窓や照明に集まりにくくなるだけでなく、消費電力が抑えられることで省エネ効果も期待できます。
玄関ポーチやベランダ、屋内全体など幅広い場所で使える商品が販売されており、導入しやすくなっています。
虫対策としておすすめの生活習慣
ここでは、虫対策としておすすめの生活習慣についてご紹介します。
新居入居後の虫による被害を抑えるため、ぜひ取り入れてみましょう。
段ボールを放置しない
段ボールは虫、特にゴキブリの大好物です。
段ボール自体が餌になるうえ、隙間や内部が産卵や隠れ場所として最適な環境となってしまいます。
そのため使用済みの段ボールはすぐに処分したり、一時的に保管する場合は密閉できる場所に保管する等の対策を行いましょう。
また梱包材を解体するときは、虫がついていないか確認することでゴキブリなどの害虫を引き寄せるリスクを大幅に減らせます。
新居への引っ越し時には廃棄段ボールが多くなりがちなので、早めに片付けるのがポイントです。
換気・湿気対策を行う
湿度が高い場所は虫が好む環境で、特にダニ類が繁殖しやすくなります。
そのため適切な換気と湿度管理を行うことで、虫が住みにくい環境を作りましょう。
具体的には毎日窓を開けて新鮮な空気を入れたり、クローゼットや押し入れなど通気が悪い場所に除湿剤を置くのがおすすめです。
これにより虫の発生を抑制できるだけでなく、カビ対策にも効果的です。
虫対策におすすめの間取りとは
ここでは、虫対策に有効な間取りの計画方法についてご紹介します。
家の構造や収納の配置に配慮し、虫が好む環境を減らすことがポイントです。
パントリーを設ける
パントリーとは、食品や調理器具をまとめて収納できるスペースのことを指します。
食材の保管環境を整えることで、虫の発生を抑えるのに役立ちます。
これにより適切な管理ができれば、ゴキブリやアリ等の侵入リスクを減らせるのがメリットです。
キッチンがすっきり片付き、虫が寄り付きやすい食品の安全性を確保できます。
できれば定期的に棚や床を掃除し、食品カスやホコリを取り除くとより効果的です。
土間収納には注意
土間収納とは靴やアウトドア用品を収納できる便利な空間で、土足のまま出入りできるのが特徴です。
しかし屋外からそのままつながる構造のため、虫の侵入リスクが高い場所でもあります。
気付かないうちに虫を外から持ち込むと、居室空間へも影響を与えてしまいます。
そのため、適切な対策を講じることが重要です。
具体的には収納するアウトドアグッズ等の物を清潔に保ち、土や汚れを落としてから収納するようにしましょう。
また土間収納に食品や紙類を保管することは避け、入居前に防虫剤を置くなど、初期対策を徹底するのがおすすめです。
このように適切に管理すれば、玄関周りの清潔感を保ちながら便利な収納として活用できます。
ウォークスルークローゼットを設ける
ウォークスルークローゼットとは、通り抜けができる広めの収納空間のことを指します。
構造上風通しを確保しやすく、湿気がこもりにくい構造が虫対策に効果的となっています。
通路としても機能するため空気の循環が良くなり、湿気がこもりにくいのがメリットです。
虫対策としてだけでなく、収納効率を高めるためにもおすすめです。
ただしスペースを比較的広く確保する必要があるので、間取りに組み込む際には注意しましょう。
もし間取り計画で迷ってしまうことがあれば、プロに相談してみるのがおすすめです。
まとめ
新築住宅では、気付かないうちに虫等が入ってしまうと生活の満足度が低下する原因になってしまいます。
そのため本記事でご紹介した虫の予防法を参考に、ぜひ対策してみましょう。
もし新築計画についてお悩みの場合は、ぜひ専門業者に相談してみてください。
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