新築の流れを知ってトラブル回避|施主検査まで無事に完了!

新築の流れを知ってトラブル回避|施主検査まで無事に完了!

本記事では、新築の主な流れについてご紹介します。

その上で「施主検査」でよくあるトラブルについても知っておくことで、新築計画段階から早めに対処できます。

家づくりが初めての方の中には、よく分からないまま検査を終えてしまうケースもあるため、事前にトラブル回避方法について把握しておきましょう。

これから新築の施主検査を控えられている方は、ぜひ参考にしてみてください。

新築の主な流れ

一般的な新築計画は、下記のような流れで進められます。

  • 1. 計画・相談
  • 2. 設計・プランニング
  • 3. 契約
  • 4. 申請・確認
  • 5. 着工
  • 6.建築工事
  • 7. 施主検査・引き渡し
  • 8. アフターフォロー

まずは予算や希望を整理し、建築会社や設計士に相談することからスタートします。

そして希望を元に間取りやデザインを作成し、具体的なプランを提案してもらいます。

契約後に着工を開始し、場合によっては完成までに現場確認等に同行するケースもあります。

最後に施主検査を行い、引き渡しという流れです。

 

しかし様々な事情により、トラブルやクレームに発展してしまうケースもあります。

特に最終段階である「施主検査」でトラブルが発覚すると、修復に手間や時間が掛かるためお施主様への負担が大きいのがデメリットです。

そのため、事前に施主検査でよくあるトラブルについて確認しておくのがおすすめです。

新築施主検査でよくあるトラブル①計画との相違

ここでは「計画との相違」に関する施主検査のトラブルについてご紹介します。

図面上の記録と仕上がりが異なっている場合、修正が必要となってしまいます。

検査日までに工事が完了しなかった

施主検査は新築工事の完成を確認する重要な工程ですが、場合によっては検査予定日までに工事が完了していないケースがあります。

具体的には建築スケジュールに余裕がない場合や、天候不良、材料の納品遅れなどで工期が延びることが多いです。

また工事開始後の仕様変更や設計変更に伴う作業が原因で、予定工事に遅れが出ることもあります。

最近では建設業の人手不足により十分な人員確保ができていないことも多く、スケジュールには注意が必要です。

図面と仕上がりに相違がある

期待していた仕上がりと、実際に完成した建物の仕様やデザインが異なるといったトラブルもよく見られます。

例えば図面上で指定された素材や色が連絡なしで変更されていたり、寸法のズレで家具の設置や動線が予定と合わないといった事例があります。

この場合、追加修正や再施工が必要です。

ただし完成後に設備やデザインの変更をする場合には、修正にさらに時間が掛かってしまうのが難点です。

新築施主検査でよくあるトラブル②品質

ここでは「品質」に関する施主検査のトラブルについてご紹介します。

塗装やクロスの仕上がりが良くない

塗装やクロス仕上げは目に付きやすい部分のため、品質が低いと満足度に大きく影響します。

具体的には塗装面が均一でなかったり、刷毛跡が目立ったりするケースが考えられます。

またクロスがしっかり貼り付けられていないと、時間が経つにつれて継ぎ目が目立って不揃いな印象になることも多いです。

基礎にヒビがある

基礎部分にヒビ(クラック)がある場合、構造上の安全性や耐久性に問題がある可能性があります。

乾燥収縮による微細なヒビの場合には、構造には影響が少ない場合が多いです。

しかし基礎の沈下や外部からの荷重によって発生する深いヒビが入っていると、構造に悪影響を与える可能性があるため注意が必要です。

そのため、施工段階でのコンクリートの適切な打設や養生の確認を徹底するようにしましょう。

必要に応じて専門家による基礎の点検を行い、ヒビがあれば補強や補修を施すのが安心です。

設備の施工不良

給排水設備、電気設備、空調設備などの施工不良があると、後々トラブルに発展しやすくなります。

特に配管の接続や電気設備の不具合の場合には、設備の修理や再設置が必要となることで時間とコストが増加してしまいます。

トラブルは早期に指摘して迅速に対応してもらうことで、悪影響を最小限に抑えましょう。

新築施主検査のトラブル対処方法

ここでは、新築の施主検査でよくあるトラブルの対処方法についてご紹介します。

事前に注意ポイントを知っておくことで、ご自宅での施主検査の際に活かしてみてください。

指摘箇所は記録に残しておく

施主検査で不備が見つかった場合、内容を記録に残しておくことが重要です。

具体的には指摘箇所を写真や詳細なメモで記録し、可能であれば図面に位置を明記しておきましょう。

また施工業者と指摘内容について合意を得た上で、修正のスケジュールや対応内容を明文化しておくと安心です。

この記録があることで後日トラブルが発生した場合に対応履歴として使用でき、責任の所在が明確になります。

 

万が一引渡し後に不具合が発生した場合でも、修正箇所が元の施工ミスによるものかどうか判断する際に役立ちます。

修正期限を定めておくことで、対応をより迅速かつ確実に行ってもらいやすいのもメリットです。

しっかりと記録の共有を行っておき、信頼関係を維持しつつトラブルを最小限に抑えましょう。

工事完了後に施主検査を行う

基本的に施主検査は、工事が完全に終了してから実施するのが理想的です。

もし工事が未完成の状態で検査を行うと修正箇所の確認が不十分になり、結果的に見落としをしてしまう可能性があります。

また工事完了後に検査を行うことで設備や仕上がりの全体像を確認でき、不具合を的確に指摘できるというメリットもあります。

特に、クロスや塗装の仕上がり、電気設備の動作確認、給排水設備のチェックなど、目視や動作確認が必要な項目は確実に確認しておきましょう。

 

そのため検査日までに工事を完了させるスケジュールを明示してもらい、進捗を定期的に確認するのがおすすめです。

これにより施主検査がスムーズに進み、トラブルの発見と修正も行いやすくなります。

ホームインスペクターに依頼する

最近では、施主検査をプロのホームインスペクターに依頼する方法も人気を集めています。

ホームインスペクターとは建築や設備に関する専門知識を持つ第三者であり、一般のお施主様が気付きにくい問題点も発見してくれるのが強みです。

例えば基礎や構造に関する不備、断熱性能の不足、設備の不具合などを詳細にチェックし、専門的なアドバイスを提供してくれます。

またお施主様が施工業者に対して不備を指摘しづらい場合でも、第三者のプロが関与することで公平性が保たれ、指摘内容に説得力が増します。

費用は発生しますが、将来的なトラブルを回避し、建物の品質を担保するための投資として考えると非常に有益です。

これにより、新居での生活を安心してスタートできます。

優良な工務店を選ぶ

施主検査でのトラブルを未然に防ぐためには、信頼できる優良な工務店を選ぶことが大切です。

選定の際には、過去の施工実績や顧客からの評判、施工中の対応姿勢などをしっかりと調査するようにしましょう。

また事前に工務店の保証内容やアフターサービスの有無、トラブル対応の方針について確認しておくと安心です。

 

見積もりの初期段階から具体的な施工計画やスケジュールを提示し、透明性をもって対応してくれる工務店を選ぶことで、信頼関係を築けます。

優良な工務店は品質管理が行き届いているため施主検査での不備も少なく、指摘後の対応も迅速です。

慎重に工務店を選ぶことで施主検査におけるトラブルリスクを大幅に軽減し、満足度の高い住まいを実現しましょう。

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