新築の仏壇置き場はどうする?おすすめの間取りや注意点まとめ

新築の仏壇置き場はどうする?おすすめの間取りや注意点まとめ

仏壇は家族をつなぐ大切な場所ですが、最近の住宅では仏間を設けない間取りが増えています。

そこで本記事では、新築での仏壇置き場に関するルールやおすすめの間取りについてご紹介します。

これから新築住宅を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

新築で仏壇置き場に困る…

最近では生活スタイルの変化により、「仏壇置き場が無い…」というケースが増えています。

都市部を中心に土地価格が高騰していることもあり、限られたスペースを有効活用するためによりコンパクトに設計される傾向があります。

これにより、仏壇のための専用スペースを確保する余裕が少なくなっているのです。

 

また従来の大きくて重厚な仏壇は、現代の住宅では馴染みにくくなっています。

これに対応してコンパクトでモダンな仏壇が市場に登場しており、簡易的な壁掛けタイプなど、新しいスタイルの仏壇も人気を集めています。

そのため、新築の設計段階から仏壇置き場について考慮した間取り計画を立てることが重要です。

仏壇の大きさ目安

仏壇

ここでは、一般的な仏壇の大きさの目安についてご紹介します。

一間

一間は約90×180cmほどのサイズが主流で、奥行きも深めに設計されています。

このサイズは複数人分の位牌や仏具を収めるのに適しており、特に大家族や先祖代々の供養を行う家庭に向いています。

仏壇を中心とした厳かな雰囲気を保ちやすく、来客時にお参りをする文化とも相性が良いです。

 

一方で新築住宅ではスペースの確保が難しいため、設置できる家が限られています。

仏間を設ける場合は、間取り設計の早い段階から計画しておくことが必要です。

和室がない住宅でも、壁面収納や専用スペースを活用する工夫が可能です。

半間

半間の仏壇は一間の約半分の大きさで、約90×90㎝が一般的です。

比較的現代の住宅事情に対応したサイズであり、限られたスペースでも設置しやすいのが特徴です。

リビングや洋室の一角にも自然に溶け込むため、和室がない住宅にも適しています。

基本的な仏具や位牌を配置できる十分なスペースがあり、コンパクトな設計が魅力です。

収納棚や壁面に合わせて設置することで、生活動線を損なわずに供養の場を確保できます。

手元供養

近年、核家族化や住宅のコンパクト化に伴い、スペースを取らない手元供養が人気です。

手元供養は大きな仏壇を設置せず、日常生活の中で気軽に供養を行う形態のことを指します。

 

具体的には位牌や遺骨を収めた小型の骨壺、写真立て等を、棚やリビングの一角に配置することが多いです。

インテリアの一部としてデザイン性を重視した供養台や、壁掛け型の小さな棚を活用する場合もあります。

家族が集まるリビングや寝室に置くことで、故人を身近に感じながら日常の中で祈りを捧げられるのがメリットです。

仏壇を持つのが難しい家庭や、形式にとらわれない供養を求める人々に適したスタイルです。

仏壇置き場の基本的なルール

手元供養

ここでは、仏壇を設置する際に守りたい基本的なルールをご紹介します。

「鬼門」の方角は避ける

鬼門は北東を指し、風水の考え方では悪運や災厄を呼び込むとされている方角とされています。

仏壇を鬼門の位置に置くことは悪い気を引き寄せると考えられ、避けた方が安心です。

しかしどうしても鬼門の位置になってしまう場合には、専門家に相談して代替案を見つけるのも一つの方法です。

必要に応じて、間取り自体の見直しを行いましょう。

神棚と向かい合わせて置かない

仏壇と神棚はそれぞれ異なる宗教的役割を持つため、基本的に同じ部屋で向かい合わせに設置することは避けましょう。

相互に敬意を払う意味でも、仏壇と神棚はそれぞれ別々の場所に設置することが望ましいです。

もしスペースの都合で同じ部屋に設置する場合には、それぞれ距離を取って配置し、互いに向かい合わないようにしましょう。

上階に部屋がある場合は注意

基本的には、仏壇の上には何も置かないのがルールです。

しかし間取りの都合上、どうしても居室が配置される場合には「雲」や「天」と書いた紙を1階天井に貼るようにしましょう。

これにより「上には何もない」という意味になるとされています。

さらに気になるようであれば、仏壇に仏天蓋(ぶつてんがい)を設置する方法もあります。

お参り時の目線の高さに気を付ける

基本的には、仏壇の前に立ったときに目線が仏壇の中心に合うように配置することが理想的です。

もし仏壇を見下ろす形だと、礼儀を欠いた印象になってしまいます。

また仏壇の周りに障害物がないようにし、心を込めてお参りできる空間を整えることが重要です。

新築の仏壇置き場におすすめの間取り

手元供養

ここでは、新築の仏壇置き場としておすすめの間取りについてご紹介します。

和室

和室には畳が設置されるのが一般的で、仏壇とともに仏具や位牌を並べられるのがメリットです。

可能であれば一間(約1畳分)の広さを持つ仏間を設けることで、仏壇を中心に厳かな空間を演出できます。

また座布団や座卓を配置することで、視覚的にも整った印象を与えられます。

 

そして和室は多機能性を持つため、仏壇設置だけでなく来客用のスペースやリラックスのための場所としても活用できます。

しかし和室は広いスペースを占有するため、間取りによってはコンパクトな畳コーナー等で代替するのがおすすめです。

リビング

リビングは家族が集まり、日常生活の中心となる空間です。

そのため、仏壇を設置する際には動線やインテリアも考慮しましょう。

例えばモダンでシンプルなデザインの仏壇であればリビングのインテリアに馴染みやすく、生活空間との一体感を作りやすいです。

ただしリビングには来客も多いため、仏壇を置く位置を慎重に考慮して常に清潔を保つことが重要です。

仏壇のスペースが確保できない場合には、手元供養にする方法もあります。

寝室

寝室は日々の疲れを癒やす場所であると同時に、穏やかな心を保つ場所としても大切です。

特に一人暮らしや核家族の住宅では、寝室に手元供養を取り入れた仏壇を置くことが多くなっています。

寝室に仏壇を設ける場合、通常はコンパクトでシンプルなデザインの仏壇が適しています。

小型の仏壇はベッドの隣や窓際の棚等に設置でき、邪魔にならずに心地よい空間を維持することが可能です。

しかし寝室に置く場合にはデザインや配置に配慮が必要で、目立ちすぎない場所に設置するのがおすすめです。

まとめ

仏壇置き場にはある程度のスペースが必要なので、設置場所に困ってしまうケースが増えています。

そのため間取りの広さやライフスタイルに応じた配置になるよう、計画段階からの配慮が必要です。

もし新築計画についてお悩みの場合は、ぜひ専門業者に相談してみてください。

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