新築フロアコーティングをしなかったら後悔する?デメリットと解決策を紹介
新築では、きれいな床を保護するためにフロアコーティングを行う場合があります。
しかし「本当にフロアコーティングは必要?」と迷われることも多いです。
そこで本記事では、フロアコーティングを行わない場合のデメリットや解決策についてまとめてご紹介します。
これから新築住宅を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
新築フロアコーティングとは
新築フロアコーティングとは、新築住宅の床材に保護コーティングを施すことで床の美しさや耐久性を向上させる工事のことを指します。
これにより傷や汚れがつきにくくなり、床の手入れが容易になるのがメリットです。
主に、下記のような種類のフロアコーティングがあります。
- UVコーティング
- ガラスコーティング
- シリコンコーティング
- ウレタンコーティング
最近では紫外線を利用して硬化させるUVコーティングの人気が高く、耐久性や光沢感のある仕上がりが特徴です。
耐水性や耐摩耗性にも優れているため、頻繁に掃除をする場所に適しています。
フロアコーティングを新築の際に行うことで床材の寿命を延ばし、長期間きれいな状態を維持するのに役立ちます。
また、家の価値を保つためにも有効です。
新築フロアコーティングをしなかったらどうなる?デメリットと解決策
ここでは、新築フロアコーティングをしなかった場合のデメリットをご紹介します。
具体的な解決策についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
傷が付きやすくなる
床材そのものにはある程度の耐久性がありますが、家具の移動や日常的な歩行、ペットの爪、落とし物などによって床に傷がつきやすくなります。
特に柔らかいフローリングはの場合には、細かい傷が頻繁に目立つことが多いです。
また傷がついた部分から汚れが入り込み、掃除が難しくなる場合もあります。
【解決策】タイルカーペットを敷く
解決策としては、「タイルカーペットを敷く」方法があります。
タイルカーペットを敷くことで、椅子の押し引きや落下物からの衝撃を吸収して床を傷から守ります。
また汚れや傷がついた場合、タイルカーペットの一部だけを交換できるため床全体を保護するのに便利です。
そしてカーペットの色やデザインは自由に選べるため、部屋の雰囲気に合わせてコーディネートできます。
メンテナンス費用が掛かってしまう
コーティングは床材を保護して汚れや傷を防ぐためのバリアとなる役割がありますが、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
その結果、長期的にはメンテナンス費用がかさむことになります。
また傷や汚れが深刻な場合、床の張替えや修復といった高額な修繕費用が発生することも多いです。
【解決策】ワックスフリー床材を選ぶ
ワックスフリー床材とは、あらかじめ耐久性や防汚性を持たせた加工が施されている床材のことです。
ワックスがけが不要なため、日常の掃除だけで美しい状態を維持できてメンテナンスに手間や費用が掛かりません。
また特殊な表面加工により傷や汚れがつきにくく、長期間きれいな状態を保てます。
ただし初期費用は比較的高額なので、将来的なコストとのバランスを考慮して選びましょう。
湿気や水で傷みやすくなる
木製のフローリングは湿気や水分に弱く、コーティングがない状態では、水が床に染み込むことで膨張や変色、カビの発生といった問題が起こりやすくなります。
例えばキッチンや洗面所、玄関など水がかかりやすい場所では、劣化のリスクが高いです。
また湿気が高い季節には、フローリングが反り返ることもあります。
【解決策】シートフローリングにする
シートフローリングとは、表面が特殊な樹脂シートで覆われている床材です。
これにより天然木よりも水分や湿気を吸収しにくくなり、水に濡れても膨張や変形が起こりにくいのがメリットです。
キッチンや洗面所等の水回りでも、安心して使用できます。
表面が滑らかで汚れや水が拭き取りやすいため、日常的な掃除やメンテナンスが簡単です。
湿気や水による劣化を防ぐため、長持ちしやすくなります。
フローリングの耐久性が保ちにくくなる
コーティングをしないと、フローリングが直接摩耗やダメージを受けやすくなります。
日常の使用でできる小さな傷や汚れが積み重なって見た目の劣化が早まるだけでなく、耐久性自体も低下するのがデメリットです。
特に家具の移動や物を落とした際の傷は避けられず、最終的にはフローリングの交換や補修が必要になることが多くなります。
【解決策】定期的なハウスクリーニングの方が効果的
フロアコーティングをしない場合でも、専門的なクリーニングを行うことでフローリングの状態を良好に保つことが可能です。
定期的にハウスクリーニングを依頼することで、床の表面を専門的に清掃して汚れや傷を取り除けます。
これにより、大規模な修繕が必要になる前にトラブルを予防できます。
プロに任せることで、手軽に床を清潔で美しい状態に保ちましょう。
新築フロアコーティングの注意点
ここでは、新築フロアコーティングの注意点についてご紹介します。
新築時を逃すと施工しにくくなる
フロアコーティングは、家具や家電が搬入される前の新築時に施工するのが理想です。
新築時は床が未使用でダメージがなくホコリや汚れがないため、最適な状態でコーティングができます。
家具が配置された後でも不可能ではありませんが、家具を移動させる手間や、既に付いた傷を修復する手間が増えるため注意しましょう。
フロアコーティングができない床材もある
たとえば無垢材や特殊な加工が施されている床材には、フロアコーティングができない場合があります。
コーティングが床材に浸透しなかったり剥がれやすくなったりするリスクがあるため、施工前に床材の種類を確認しましょう。
施工業者と相談し、床材の特性に合った方法を選ぶことが大切です。
ガラスコーティングは割れる場合もある
ガラスコーティングは非常に硬度が高くて傷に強い反面、極端な衝撃や負荷がかかると割れるリスクがあります。
たとえば重い物を落としたり強い力で床を叩いたりすると、コーティングの表面にヒビが入ることがあるのです。
このようなリスクがあるため、使用環境に合わせて適切なコーティングの種類を選ぶようにしましょう。
相見積もりを取ると安心
フロアコーティングは施工業者によって価格や施工方法に違いがあるため、相見積もりを取ることが安心です。
複数の業者から見積もりを取ることで、価格だけでなく使用するコーティングの種類や保証内容、施工後のアフターサービスなども比較できます。
また価格だけにとらわれず、信頼性やコミュニケーションの取りやすさも重要です。
相性の良い業者を選ぶことで、後々のトラブルを防ぐようにしましょう。
まとめ
新築のフロアコーティングをしないと、後悔する場合もあります。
しかし、他の手段を取ることで解決できる場合も多いです。
予算や効果を比較して、ご自宅に合った方法を選んでみてください。
もし新築計画についてお悩みの場合は、ぜひ専門業者に相談してみてください。
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