新居入居前の「お清め」どうやる?方法やポイント
「新居に入居する前にはお清めをした方が良い」と知っていても、「実際にどうやってやるの?」、「お清めをしないとどうなる?」と疑問に思われている方は多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、新居でお清めをする際のポイントやおすすめの方法をご紹介します。
これから新築住宅を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「お清め」とは
「お清め」とは神道を由来とする風習で、「穢れをはらう」「清浄にする」といった意味を持ちます。
科学的根拠がある訳ではありませんが、気分を新しくしたい時などに行われる場合が多いです。
法要時の他、新居に入居する前に行うこともあります。
新居でお清めをするメリット
ここでは、新居に入居する前にお清めをするメリットについてご紹介します。
「なぜお清めをした方が良いの?」と疑問に思われている方は、参考にしてみてください。
縁起が良くなる
お清めには、良くない穢れや邪気を取り除くといった意味があります。
そのためお清めを行うことで家の中の環境が整い、居心地の良い空間になるのがメリットです。
健康や精神的な安定にもつながり、結果的に縁起が良くなることが期待できます。
またお清めは、古くから伝わる伝統や文化を尊重する行為でもあります。
伝統に従うことで、先祖や地域の神々のご加護を受けられるという考え方もあるでしょう。
このご加護が、家族に幸運をもたらし、縁起が良くなると考えられています。
気分が落ち着く
お清めを行うことで、家の中が清浄で安全な空間になるという安心感が得られます。
これにより、心理的な不安やストレスを軽減する効果があります。
お清めに科学的根拠は無いものの、「お清めを行った」という事実で気分が安定する方には特におすすめです。
またお清めを家族全員で行うことは、家族の絆を深める機会にもなります。
新居入居前に一緒にお清めを行えば、家族全員が安心して落ち着いた気分で新生活を始められるでしょう。
新居お清めの方法
ここでは、新居のお清めを行うための主な方法についてご紹介します。
①盛り塩
盛り塩とは、塩を小さな山の形にして置くお清め方法のことを指します。
具体的な盛り塩の方法としては、白い紙を敷いた小皿の上に塩を載せます。
塩の種類としては、天然塩や粗塩を用意するのがおすすめです。
もし塩が上手に成形できない場合には、霧吹きで湿らせると固めやすくなります。
お清めが終わったら、盛り塩は長期間放置せず1~3時間で撤去するようにしましょう。
そのまま放っておくと、逆に邪気を呼び寄せてしまうという考え方があるため、注意が必要です。
塩はトイレに流したり、燃えるゴミで捨てたりする処分方法で問題ありません。
②お清め酒
お清め酒とは、日本酒で新居を浄化して清める方法のことを指します。
盛り塩と同様に、家の中の邪気を払って良い運気を招くという考え方が元になっています。
お清め酒には、清酒やお神酒を準備しましょう。
小さなコップに注いで部屋の隅に置くという方法の他、水回りに酒を撒いてから水で流すといった方法があります。
お清め酒は、新居に引っ越す前や引っ越し後すぐに行うのがおすすめです。
また家の中で何か大きな変化があった時や、新しいスタートを切りたい場合に行われる場合もあります。
お清めで気になるポイント
ここでは、お清めで気になるポイントについてご紹介します。
意外と知られていない点も多いため、新居入居前にぜひ確認してみてください。
お清めを行う場所はどこ?
新居でのお清めを行う場所として、特におすすめの場所は以下の通りです。
- 玄関
- トイレ・浴室
- リビング
玄関は出入り口であり、外部からのエネルギーが最初に入ってくる場所です。
そのため玄関を清めることで、悪いエネルギーや邪気が家の中に入るのを防げると考えられます。
またトイレや浴室といった水回りは湿気が溜まりやすく、エネルギーが停滞しがちな場所です。
そして家族が集まるリビングも長時間過ごす部屋なので、きちんと清めることで快適な環境を保ちやすくなります。
お清めを行わないとどうなる?
お清めを行わないことで、必ずしも具体的な悪影響があるわけではありません。
しかし精神的な安心感やエネルギーの浄化、伝統の尊重といった点が気になる場合には、お清めをしておいた方が安心です。
実際に縁起の良さは、気の持ち方に左右される部分も大きいです。
お清めによって気分がすっきりと改められて、ストレスが軽減する効果も期待できます。
新居入居時に行った方が良いこと
ここでは、お清め以外にも行った方が良いことについてご紹介します。
新居入居前には面倒な手続きや業務が多いですが、最初に行っておくとその後の生活がスムーズになります。
近隣へのあいさつ
新居への引っ越しの際に、近隣へのあいさつを行うことは非常に大切です。
最初に顔を合わせておくことで、近隣の方々との良好な関係を築く第一歩となります。
その際には、手土産を持参すると良い印象を持ってもらいやすくなるでしょう。
手土産は高価なものではなく、日用品やお菓子など手軽なものを選ぶと好印象です。
氏神様へのあいさつ
氏神様とは、地域で古くから祀られている神様のことを指します。
一般的には、新居から最も近くにある神社にお参りすることが多いです。
氏神様は地域の守護神であり、その土地や住民を守ってくれる存在とされています。
お参りすることで、新しい環境での生活を円滑に始めるための心の支えとなります。
部屋の掃除
新居に入所する際には、事前に掃除しておくと引越しがスムーズになります。
基本的には引渡し前に掃除されていますが、細かなホコリや養生の跡が残っていることもあります。
特にフローリングはホコリが溜まりやすいため、引き渡しまでの期間が開いてしまった場合には自分でも拭き掃除をしておくと安心です。
マスキングテープでの保護
マスキングテープは、内装工事やDIY等の幅広い場面で活用される粘着テープのことを指します。
基本的には工業用テープとして使われていますが、最近では水回りや建具を保護するために導入する方法が人気です。
具体的には、水回りのコーキングや壁紙の継ぎ目(巾木)といった場所に貼り付けます。
これによりホコリが取れやすくなったり、水滴によってカビが発生するのを防いだりする効果が期待できるのです。
家具や家電が搬入された後からマスキングテープを貼るのは難しいので、入居前に行っておくのがおすすめです。
新居に貼るマスキングテープについて詳しくは、下記記事をご覧ください。
【関連記事】新築入居前に「マスキングテープ」で汚れ防止!チェックリストまとめ
まとめ
新居入居前には、やるべき事柄が多くて大変な状況になりがちです。
しかしお清めやあいさつをしっかり行っておくことで、その後の生活もスムーズに運びやすくなります。
新居の計画についてお悩みの場合には、ぜひ専門業者に相談してみてください。
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